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独VWの排ガス不正問題:独VWが排ガス不正でゴルフなど5車種の販売中止へ 世界市場に波紋広がる(1/5ページ)

2015.09.24

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 ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス基準をクリアするために不正を行っていた疑いがあると、米環境保護局(EPA)が18日発表した。23日にはマルティン・ヴィンターコーン社長が辞意を表明するなど、波紋が広がっている。

 不正があったとされたのが、VWとVW傘下のアウディの直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジン。該当する車種は2009年から15年までに発売されたVWのゴルフ、ビートル、ジェッタ、アウディのA3と、14年から15年に発売されたパサートの計5車種。いずれもVWグループを代表する人気シリーズだ。この問題に対応する間、対象車種の米国での販売を中止する。

制裁課徴金は2兆円超に

 上記5車種はエンジン制御ECUのソフトトウエアの中に「defeat device」プログラムを挿入し、米EPAの排ガス試験の際にこのプログラムが稼働し、NOx(窒素酸化物)を無効化して試験をクリアしていたという。米EPAは、該当車は実際には排出ガス基準の40倍のNOxを排出していたと説明する。

 今回の制裁課徴金は1台当たり3万7500ドル(約450万円)、リコール該当台数は約48万台と見られており、そうなるとVWが支払う制裁課徴金は最大180億ドル(約2兆1600億円)に上ることになる。

 VVWは22日、対策費用として65億ユーロ(約8700億円)を特別損失に計上すると発表したが、今回の問題は米国だけにとどまるかは不明だ。このエンジンを搭載した車は全世界で約1100万台販売されており、これらがすべて不正となった場合、VWに与える影響は深刻だ。

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