トップ > BPセレクト > G20杭州サミットで見えた日中・日露の新断面

BPセレクトビジネス

G20杭州サミットで見えた日中・日露の新断面(1/4ページ)

2016.09.12

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中国の外交的勝利が鮮明に

(写真提供:首相官邸)

 9月4~5日、中国浙江省の杭州で20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催された。G20サミットは日米欧で構成されるG7に新興国を加えた首脳会議で、世界金融危機が起きた2008年から開かれている。

 今回、議長国となった中国では、G20サミットは重要なイベントと位置付けられてきた。ジャーナリストの福島香織氏は、日経ビジネスオンラインの記事「G20で中国は『外交的勝利』を得るのか」で、G20サミットに対する中国の「気合」をレポートしている。
  G20で中国は「外交的勝利」を得るのか

(写真提供:首相官邸)

 福島氏は最大の懸案であった「G20サミットの場で南シナ海のハーグ国際仲裁裁判所裁定を持ち出されて参加国から非難の嵐」という事態は、先に行われた日中韓外相会談での年内日中韓首脳会談実現、国連安保理の北朝鮮非難声明のバーターとして避けられる見通しになったと見る。

 中国側は「日本がG20で南シナ海や東シナ海の問題に触れないと決定した」という日本メディアの報道を引用して、大きく報じた。中国側にしてみれば、安倍首相に妥協させたという外交勝利であり、それを引き出した王毅外相は来年の2017年秋の党大会前になんとか首の皮一枚つながったというわけだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー