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次世代自動車戦略:トヨタが4代目プリウスで「TNGA」戦略を始動! VWとの仁義なき戦いの幕開け(4/4ページ)

2015.04.16

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プラットフォーム戦略が世界トップのカギに

 実は工場の生産設備の刷新まで含めた、クルマづくり全体を包括する改革で先鞭をつけたのは、独フォルクスワーゲン(VW)の「MQB(Modularer Querbaukasten)」だ。

 VWのMQBではモジュールを組み合わせてクルマを組み立てる。部品をできるだけ共通化し、多彩な車種を実現するために寸法を固定する部分を最小限に抑えている。ホイールベースや前後のオーバーハングなどは車両の特性に合わせて変えられるようにしながらも、エンジンルームと車室を隔てる壁と、前輪の中心の距離は、すべての車種で固定している。

 MQBでこの部分の寸法を固定にしたのは、エンジンや変速機、エアコンユニット、前輪の車軸関連部品、ステアリングシステムの4つが、車両の付加価値の約60%を占めており、これらの部品(モジュール)の共通化が重要だからだ。

 VWがMQB対応のクルマの投入を開始したのは2012年で、トヨタのTNGAより3年も先んじている。日本メーカーに比べ、こうした取り組みが進んでいる欧州メーカーにトヨタは対抗できるのか。新たなプラットフォーム戦略が、世界トップの座を巡る熾烈な戦いに勝ち抜くためのカギを握ることになりそうだ。
  トヨタの新しい取り組み「TNGA」はすごいのか

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