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鴻海のシャープ買収劇:鴻海・シャープ買収劇が最終決着 有機EL投資に未来はあるか(3/5ページ)

2016.04.11

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シャープ買収で苦境に立たされたJDI

 シャープ買収が決着したことで、業界への影響も本格的に出てきそうだ。日経ビジネスオンラインの記事「ジャパンディスプレイ、シャープ抜きの事業戦略」では、ジャパンディスプレイ(JDI)の本間充会長兼CEO(最高経営責任者)へのインタビューが載っている。
  ジャパンディスプレイ、シャープ抜きの事業戦略

 産業革新機構主導で進んでいたシャープ液晶事業とJDIとの統合構想が消えた今、JDIは単独で生き残るために大規模な構造改革に踏み切っている。東浦工場と茂原工場の旧式ラインを順次停止するほか、加工を手掛ける中国の後工程ラインの見直しにも着手。45歳以上を対象とした早期退職も実施する。本間氏は、JDIのスマホ依存からの脱却と、新しい分野の事業立ち上げにより、安定的な収益確保を目指す考えを示している。

 外国資本によるシャープ買収は、日本の産業競争力が課題を抱えている事実も突きつけた。佐藤登・名古屋大学客員教授は、日経ビジネスオンラインのコラム「シャープ問題で考える日本の産業競争力の保ち方」で、日本勢の苦境について言及している。
  シャープ問題で考える日本の産業競争力の保ち方

 同コラムによれば、現在、液晶パネル業界では日本勢と韓国勢の苦戦が目立つ。世界のトップメーカーである韓国サムスンディスプレイとLGディスプレイも、既存の液晶パネル工場の閉鎖を進めている。

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