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植田寿乃のダイバーシティ推進のツボと落とし穴!ビジネス

結婚したいけど、何もやっていません…迷走する30代独身ワーキングウーマン(1/6ページ)

2015.11.17

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 今年も女性の管理職や管理職候補の応援研修をたくさんしました。研修中はなかなか個別に受講生たちと会話できませんから研修後の懇親会には積極的に参加しています。そういう場で最近の30代40代の女性たちの本当の日々の悩みや不安、戸惑いを知ることができるからです。

 この前は、全国各地の地方銀行の役席(管理職)一歩手前の女性たち対象の1日のエンカレッジ(応援)研修と懇親会に参加しました。受講者はほとんどが30代で、最近には珍しく既婚者が数名しかいない、未婚者の多いクラスでした。この懇親会では、30歳独身で働く女性たちの心の中を垣間見ることができました。

 研修中の彼女たちの様子からは、管理職になりたいと積極的に思っている人は少なく、会社からはキャリアアップを促されるプレッシャーを感じつつ、モヤモヤしている人たちが多い感じがしました。それでも1日の研修を終えた彼女たちは、かなり自分自身を見つめ心も柔らかくなり、モチベーションは上がってきたようで、懇親会では、大きな声を出さないと会話ができないほどで本音トークがさく裂していました。

「今の安定した生活がいい、安住したい」という幻を追う人

Aさん「先生は、人生で違う選択をすれば良かったというような、後悔はないんですか?」

「後悔ね。55年間生きてきたけど…後悔することはないかな。思い出せないな」

Aさん「本当ですか? 医者の夫と離婚しなければ良かったとか思わなかったですか?転職とか、起業とか、ずいぶん波乱万丈の人生じゃないですか?安定した普通の人生を送りたかったと思わないのですか?」

「確かに他の人から見たら波乱万丈だし、疲れる人生に見えるかもしれないわね。でも、20代も30代も40代も人生の様々な節目、転機の時、自分で悩みぬきながら決断してきたと思う。今振り返っても、その時の自分に対して、頑張って選んだねと言いたい。そして、今までのすべての体験や経験が、今の私を作っていると思っているし、今の私が好きだから、後悔はしてないの。それより、あなたはどうなの?私よりずっと若いでしょう?いくつ」

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