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トランプ次期大統領の「常識破り」なSNS戦術、就任後も継続できるのか?(1/4ページ)

2016.12.06

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 米国次期大統領のドナルド・トランプ氏は「史上最もSNS親和性の高い大統領」といえるだろう。同氏のツイッター(Twitter)は、政治家が避けたがる「炎上」を活用し、認知度と共感性をじわじわ上げ、従来の官僚やマスコミへの「静かな反感」を最大限に植え付けることに成功。ついには次期大統領の座を獲得するに至った。

米国次期大統領ドナルド・トランプ氏のツイッターアカウント「@realDonaldTrump」

 次期大統領となって以降、身辺警備の事情もあってかトランプ氏は外出を控え、ニューヨーク市5番街の自宅「トランプタワー」で過ごすことが多くなった。しかし、マスコミの取材をかいくぐって外出したり、同行取材を拒否したりするなど、大統領選を通じて生じたマスコミとの軋轢(あつれき)はなかなか解消されない状態のようだ(参考:トランプ氏、メディアと関係修復模索=相次ぎ会談、先行き不透明、時事通信社)。

史上最も“ツイッタラー”な米国次期大統領

 こうした動きとは正反対に、同氏のツイッターは政財界要人との会合を堂々とツイートしている。あまりに赤裸々すぎて、警備担当者が困惑するほどだという。このため、同氏のツイッターが次期大統領の動向を探る上で最も有効なソースという事態になっている(参考:国家機密も人事も悪口も……“ダダ漏れ”トランプ氏のツイッター、.dot)。しかし、果たしてトランプ氏は大統領就任後もこうした行動スタイルを維持できるのだろうか?

 トランプ氏が2009年3月に始めたツイッターは、2016年12月時点で3万4000を超えるツイートを投稿している。2007年にアカウントを開設した現大統領のバラク・オバマ氏は約1万5400(同国大統領専用アカウントでは324)、2013年4月にアカウントを開設したヒラリー・クリントン元国務長官は1万ツイートに達していないと聞けば、トランプ氏のツイートがいかに多いかが分かるだろう。

 他には、民主党大統領候補としてヒラリー氏と最後まで争ったバーニー・サンダース上院議員が約1万ツイートを少し上回るくらい(正確には2つアカウントがあり、合計すると約2万5000ツイート)である。共和党候補戦でトランプ氏と争ったテッド・クルーズ上院議員は1万8000ツイート弱、ジョン・ケーシックオハイオ州知事が9185ツイート、2012年大統領選にも出馬したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事は、わずか1602ツイートだった。

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