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早出し!「ニュースの論点」ビジネス

DeNAの健康情報サイト「WELQ」が全記事を非公開に、無責任な垂れ流しに批判集まる(1/4ページ)

2016.12.01

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 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの親会社としても知られるディー・エヌ・エー(DeNA)は2016年11月29日、同日21時をもって同社が運営する健康関連のキュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」の全記事を非公開にし、同サイトで取り扱いのあるすべての広告販売を停止することを発表した(参考:同社プレスリリース)。

30日午前現在、WELQのサイトにアクセスすると、「WELQの全記事の非公開化について」のお知らせのみ表示される状態となっている
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 WELQは、「あなたのココロとカラダの悩みをスッキリ解消できるヘルスケア情報のキュレーションメディア」と称していたが、記事内容に引用元が不明なものが多く、他サイトからの記事の不正な借用が問題となっていた。さらに、「肩こりの原因の一つに霊がついている可能性があるそうです」など内容も医学的な根拠に欠けていたり、「一部のサプリメントががんやインフルエンザに効く」など薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、旧薬事法)に抵触したりする可能性がある記事が多数あることが指摘されている。

 WELQは2015年10月にサービス開始が発表された。DeNAでは、WELQをはじめ車、投資、エンタメ、ファッションなど10に上るジャンル別のキュレーションメディアに、オリジナルの動画コンテンツ、動画広告、広告ネットワークを組み合わせた「DeNAパレット」というプロジェクトをゲームやEC(電子商取引)、野球(スポーツ)などに次ぐ収益の柱とするとしていた。

 同社は2014年には住まいやインテリアに関するキュレーション・サイト「iemo(イエモ)」や女性向けキュレーションサイト「MERY(メリー)」を運営会社ごと買収、イエモ代表取締役だった村田マリ氏をキュレーション事業統括部長として同事業を強化していた。

 WELQは、6月にはユーザー数631万人を記録。11月4日に発表された同社第2四半期報告では、キュレーション・プラットフォーム事業の売り上げが約15億円、第3四半期中に四半期単体での黒字を見込んでいた。

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