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早出し!「ニュースの論点」ビジネス

DeNAの健康情報サイト「WELQ」が全記事を非公開に、無責任な垂れ流しに批判集まる(2/4ページ)

2016.12.01

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行き過ぎた検索エンジン最適化と信憑性に欠ける記事で問題化

 WELQの問題を早くから取り上げたのはライターの朽木誠一郎氏だった。同サイトが健康に関するサイトでありながら「このサイトから得た情報に基づく判断は自己責任で」などという記述があることが問題であることを指摘した(参考:医療情報に関わるメディアは「覚悟」を - 問われる検索結果の信頼性)。

 また、グーグルで検索キーワードに「死にたい」と入れるとWELQのサイトが上位に表示され、その記事には転職サイトの広告が掲載されていた(参考:「死にたい」検索トップの「welq」の記事、DeNAが広告削除「不適切」指摘受け、アイティメディア)。人の生命にもかかわるキーワードを利用して広告サイトへと誘導させるしくみに、ネットでは不適切との意見が多かった。同社は指摘を受け広告を削除したが、記事自体は訂正・削除などをしなかった。

 バズフィード・ジャパンは10月末、WELQの記事の信憑性について、水素水などいわゆる「似非科学」の有効性が記述されていることを問題視した。また、健康に関するサイトであるはずのWELQで「ダブル不倫」や「略奪愛」、「社内不倫」などといったキーワードでもグーグル検索の上位に表示される状態だったことも指摘していた(参考:医療情報サイトなのに「不倫」「略奪愛」? DeNA運営メディアWELQの信頼性は、バズフィード・ジャパン)。

 11月24日には、コンサルタントの永江一石氏が自身のブログ「More Access! More Fun!永江一石のITマーケティング日記」で、検索エンジン最適化の専門家である辻正浩氏の指摘も引用しつつ、肩こりに関する記事でその原因の一つに「霊」を挙げるなど無責任な記事内容であるとともに、外部サイトからの無断転載の手口を具体例を挙げて批判、WELQは閉鎖すべきという告発記事を掲載した(参考:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回))。

 11月26日には、「WELQの元ライター」からとされる内情告発記事も登場した。

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