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早出し!「ニュースの論点」ビジネス

B級グルメ、ご当地キャラの次に来る? 「コスプレ」に力を入れる自治体が続々!(3/3ページ)

2016.11.22

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数十万人規模の集客力を持つコスプレイベントも

 北九州市では、観光課に勤めるコスプレが趣味の職員が、同市のPRキャラクター(同市の門司地区は「バナナの叩き売り」発祥の地として有名)「バナナ姫ルナ」のコスプレをして話題となった。ご当地キャラの着ぐるみを作成し、スーツアクターを雇うよりも費用の掛からない効果的なPRになると、同市は考えているという。

 県を挙げて「まんが王国とっとり」というプロジェクトを推進している鳥取県では、さらに進んだ取り組みを行っている。「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏の出身地である北栄町をはじめとした鳥取県中部1市4町(倉吉市、琴浦町、北栄町、湯梨浜町、三朝町)でのコスプレ撮影に関する撮影スポットの案内や撮影申請、宿泊、更衣室の手配などをワンストップで行える「鳥取中部コスプレコンシェルジュ」という取り組みが2012年から実施されている。

「鳥取中部コスプレコンシェルジュ」のWebサイト

 この地域には、日本最大の中華庭園・燕趙園をはじめ、古民家、滝、海岸、コスプレのまま出入りできる宿泊施設がある。ちなみに、区域外である鳥取砂丘での撮影も、別途、鳥取市 鳥取砂丘・ジオパーク推進課へ申請をすれば可能だ。また、県西部の南部町にある県立のフラワーパーク「とっとり花回廊」も、「コスプレロケ撮影 歓迎します!」というWebページを作ってコスプレロケ撮影を誘致している。

 こうした自治体による支援の取り組みによって、コスプレイベントの集客力はたしかに高まっているようだ。今月、北海道苫小牧市で開催されたイベント「第4幕とまこまいコスプレフェスタ」は、1万4000人を動員したという。10月末に池袋で開催され、小池都知事のコスプレでも話題を呼んだ「池袋ハロウィンコスプレフェス2016」は来場者が9万人、前述の世界コスプレサミットは24万8000人(2015年のデータ、PDFファイル)、大阪・日本橋で3月に開催された日本橋ストリートフェスタは25万人もの人を集めた。

■変更履歴
本文1ページ目第3段落末尾で当初、『過去には同区蒲田で漫画・コスプレオタクカルチャーのイベント「おた★かま」を主催した経験を持つ』としていましたが、事実と異なる内容だったため削除しました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2016/11/25 18:00]
中村 二郎(なかむら・じろう)
中村 二郎  日本海側にある某地方都市在住のフリーランスライター&ネットウォッチャー。京都の大学卒。大手出版社勤務など様々な職を経て現職。幅広くネットの話題や動向をウォッチしているが、最近、特に関心があるのは東アジアの安全保障分野。サイバーセキュリティと国際法に関して造けいが深い。世界中から興味ある分野の最新情報をいち早く入手すべく、元々得意な英語に加えて、最近は中国語、韓国語、ロシア語を勉強中。

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