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濱田真里のGLOBAL GATEライフ

自分らしく生きられる場所はバンコクだった…ゲイのつっちーさんの話(1/3ページ)

2016.12.27

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 先日、タイに来て初めてのイベントを開催しました。内容は、「タイで出会った人に教えてもらった人生で大切なエッセンス」というタイトルで、バンコクで働くゲイのつっちーさんに講演をしていただきました。

つっちーさん (c)tarokaribe

 中学生の時から、自分がゲイだと認識していたというつっちーさん。性的少数者(LGBT)にまだ理解が少ない日本で暮らすことに生きづらさを感じ、大学時代はタイとイギリスに留学。そこで出会ったタイ人たちのありのままに生きる姿に魅力を感じ、卒業後はタイで就職。現在、タイ系企業のオフィスで唯一の日本人として、コンサルタントのお仕事をされています。

 今回は、そんな彼のお話のなかから「自分らしく生きるためのヒント」をお伝えできればと思います。

ゲイであることに、自信が持てなかった

 現在の自分を思い切り肯定されている彼の姿からは想像がつきませんが、日本にいるときは自分に自信がまったく持てなかったそう。ゲイであることに後ろめたさを感じるような出来事が何度かあったため、自分のことを否定するようなことを考えてしまう、自信のない大学生活をおくられていました。

 周りのゲイ友達から、「ゲイであることを会社でカミングアウトしたら、次の日から上司にシカトされた」という話を頻繁に聞いていたこともあり、「自分もカミングアウトしたらこうなるのだろうか」という不安から、周りに合わせた行動をとるように。

[画像のクリックで拡大表示]

 そんな彼を変えたのは、タイ留学でした。タイでとにかく驚いたことは、「ゲイであろうがなんだろうが、周りの人が気にしないこと」。ゲイをカミングアウトしたことで否定されたという経験は、ここでは全く聞きません。逆に、「いいじゃんゲイで。なんでダメなの?」という話ばかり聞くように。みんな自分の在り方に自信を持っていて、そこには日本で感じたことのない自由を感じたと言います。つっちーさんの中で、何かが大きく崩れた瞬間でした。

 「タイに来たことで、『僕はこのままでいいのかも』と思えるようになりました。タイ人たちは他人ありきで自信を持っているのではなく、自分ありきで自信を持っている人が多い。だから僕も、周りを気にするのではなく、自分の好きにしようって決めたんです」と語るつっちーさんは、自己肯定感にあふれていました。

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