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新潮流「学生協働」 図書離れを食い止めろ!ライフ

学生視点での大学図書館の新アウトリーチ(1/4ページ)

データベースが使いやすくなる環境を主体的に考える

2016.12.14

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 大学図書館のデータベース利用を学生に促すには「もっと気軽に使ってもらえる」「使えば一石二鳥」といった仕掛けが重要――東京大学の学生協働メンバーによる提案内容を一言でまとめるとこうなる。ポイントは、データベースの利用者自身である学生の視点でそれを考えること。学生協働の動きを追った第3回は、学生が授業を受けるのと同時にデータベースも自然に使ってしまう、大学図書館が提供する他のサービスと連携させて使いやすくするといったアウトリーチの提案に触れる。

図書館の全面刷新に学生協働で協力

 今回は東京大学の学生協働からのプレゼンテーション内容を紹介する。

 東京大学は、キャンパスごとの拠点図書館(総合図書館、駒場図書館、柏図書館)と、学部や研究所ごとの部局図書館・図書室の計35を抱え、全体で「東京大学附属図書館」としている。現在、同大学は東京・本郷キャンパスにある総合図書館を大幅に拡充する東京大学新図書館計画「アカデミック・コモンズ」に取り組んでおり、2018~19年以降に順次完成・利用開始する予定だ。

東京大学 工学・情報理工学図書館工4号館図書室(マテリアル工学)の小野寺咲紀氏

 この新図書館計画に学生協働の立場で参画し、より良い図書館になるようにボランティア活動しているのが、「東京大学新図書館計画ACS(Academic Commons Supporter)」、通称「アカデミックコモンズサポーター」である。

 ACSについて、同大学工学・情報理工学図書館工4号館図書室(マテリアル工学)の小野寺咲紀氏から最初に説明があった。

 「東京大学新図書館計画ACSは2013年5月に発足しました。現在の総合図書館を大幅に改修すると同時に、ラーニングコモンズの新設や各種図書館サービスの拡充などを目指す大規模プロジェクトです。これに学生の声を取り込もうというのがACSの目的です。今年は第5期で14人がACSとして活動しています」

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