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都議 塩村あやかが見た「政治のリアル」ビジネス

「セクハラやじ」でも痛感! 女性活躍と子育て支援の課題(4/6ページ)

2016.12.08

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有給を使って「隠れ育休」を取得している男性は40%以上

 子育て支援に関しては、私が議員になる前と今とでは多少は状況も変わってきているとは感じていますが、なかでもイクメンだけでなくイクボスという言葉が急に普及し始めていることに喜びを感じます。つまり、大企業も含めて、職場のなかから女性が働きやすくて、子育てしやすい環境をしっかりと作っていこうという方向に向かってきているのです。

東京都議会議事堂1階に開設した「とうきょう保育園」
待機児童解消を進めるためのシンボル的な取り組みとして今年10月1日に事業開始した。
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 だからこそ、男性の育児休暇も取るべきだと思っています。現在、男性の育休取得率は東京で4~5%、全国で2%となっていますが、実は有給を使っての「隠れ育休」を取得している男性の割合は、なんと40%にも上るといわれているのです。地方から上京している女性も増えており、昔とは違って家族が近くにいないことも多いので、女性が一人ですべてを抱えるのは大変。だからこそ、もっと積極的に男性も育児休暇を取っていけるようにする必要があるのではないでしょうか。

 その他では、日本各地で保育園の建設に関するトラブルが起きていると報道がされています。自分たちも子供だったことを忘れているのでしょうか。そんなことを自分が言われたらどう思うか、そしてもし自分が保護者の立場だったらという想像力が欠如しています。子供たちに未来を託す責任が大人にはあります。さらに言えば、これから年金も含め、私たち大人がお世話になるのです。

 そうしたときに、「頼りますけど、面倒はみません」というのは、人間としても社会としても不健全。こんなにも不寛容な時代になってしまったんだなと感じましたが、結局すべてに通じていることで、世の中的に人に厳しくなっているということでもあるのです。だからこそ、日本をよくしていくためには、一人ひとりがもう少し他人に対して優しくならないとダメだと思っています。

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