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都議 塩村あやかが見た「政治のリアル」ビジネス

都議会「伏魔殿」政治のカラクリ(1/5ページ)

2016.12.01

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都議会はどう運営されているのか

 今でこそ、これだけの注目を集めるようになった都議会ですが、世間では「伏魔殿」とも呼ばれているだけあって、まだまだ知られていないことがたくさん隠されているのも事実。特に、委員会や議運のカラクリに関しては、都民のみなさんにはわからない部分が多いと思うので、今回はその仕組みについてもお話していきたいと思います。

塩村あやか都議
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 まず、都議会には、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会というのがあります。常任委員会は専門ごとに9つに分かれていますが、議員は必ずどこかに所属することになっており、私が現在入っているのが「公営企業委員会」です。

 続いて、特別委員会というのは、東京五輪や豊洲新市場への移転問題など、都政が抱えている重要な課題に対して立ち上げ、集中審議をするという形になっています。そして、議会運営委員会は議運といわれているもので、議会の在り方を決める委員会のことです。

 ここで、まず1つ目の問題なのが、特別委員会と議会運営委員会は、すべてドント方式のような形で会派の議員数に応じて割り振られているということ。つまり、大きな会派の議員たちばかりがたくさん所属していて、私のようなひとり会派にはまったく回ってこないという仕組みになっているのです。それぞれの委員長を見れば一目瞭然ですが、自民・公明が中心で、一番多いのが自民党となっています。

 「少数派には決定権がない」ということは、ぱっと聞くと当然のことだと思われるかもしれませんが、議運には23人もいるのにひとり会派の議員は一人も入っていないという状況。それにも関わらず、この23人だけで議会の在り方のすべてが決まってしまうのです。これでは、私たちが色々なことを変えて欲しいといくら思っていても伝えることすらできません。

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