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川上昌直の儲けを生み出す「9つの質問」ビジネス

ジョージ・ルーカス監督は卓越した経営センスの持ち主?(1/6ページ)

2016.02.12

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 成功するビジネスと失敗するビジネス――。その成否を分ける「儲けの仕組み」を理解するには、ビジネスの全体像を俯瞰しながら考える必要がある。そこで強力な武器になるのが、9つの質問に答えるだけでビジネスの仕組みを直感的に理解できるフレームワーク「ナインセル」。この連載では、その実践的な活用方法をスター・ウォーズ、Uber、コストコなどの実例をもとにわかりやすく解説する。

全体像がわからなければ「儲けの仕組み」は見えてこない

 7年ぶりの新作が世界的なヒットを記録している『スター・ウォーズ』シリーズ。そのビジネスの仕組みを、私が考案した「9つの質問(=ナインセル)」で分析してみると、普通の映画ビジネスとは少し異なる「儲け方」が見えてきます。

 「ナインセル」とは、図のように、9つの質問に対する答えを9つのセルに当てはめて、ビジネスの全体像を俯瞰して「儲けの仕組み」を浮かび上がらせるフレームワークです。

[画像のクリックで拡大表示]

 ジグソーパズルは、完成図を思い浮かべながら作業を進めたほうが早く出来上がりますね。全体像がわかっていれば、お目当てのパーツがはるかに見つかりやすくなります。ビジネスも同じです。俯瞰で見るがゆえに全体像が把握でき、そのビジネスの強みや弱み、矛盾しているところや足りないところがはっきりわかります。

 ナインセルで考えるべき要素は次の3つです。

 1:「顧客価値」は何?

 2:どのように「利益」を得ている?

 3:顧客価値や利益を生み出すための「プロセス」は?

 つまり、さまざまな企業が提供している製品やサービスを、「顧客価値」「利益」「プロセス」という3つの視点で分解し、それぞれについて誰(Who?)、何(What?)、どのように(How?)と問いただしていくことにより、ビジネスの全体像を描き出していくのです。では、早速『スター・ウォーズ』のビジネスをナインセルで読み解いてみましょう。

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