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「留職」という冒険に出掛けようビジネス

第12回 被災地の在宅医療現場で何ができるか(リクルートキャリア・後編)(1/6ページ)

2015.12.10

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 リクルートキャリアが国内版留職の舞台に選んだのは、宮城県石巻市にある「祐ホームクリニック石巻」だ。自宅で療養生活を送りたいという希望を持つ独居の高齢者に対して、在宅医療のほか、生活支援まで手掛けている医療法人である。
 留職期間は3カ月間。3人一組でチームを組み、1カ月ごとに次の人に交代するリレー形式で地域社会に貢献するミッションに取り組んだ。普段の仕事と全く畑違いの在宅医療現場に飛び込んだ3人は、何を考え、どんな行動を取ったのか。留職者の1人、奥平圭織里氏に話を聞いた。

(インタビュー・文=荻島央江)

<プロジェクト概要>ケース5 リクルートキャリア
・留職者:奥平圭織里氏(入社3年目、松山支社・営業職)、李怡然氏(入社6年目、東京支社・営業職)、力石晃寿氏(入社4年目、静岡支社・営業職)
・派遣先団体:祐ホームクリニック石巻(宮城県石巻市)。在宅医療を中心とした高齢社会のプラットフォームづくりを目指す診療所
・実施期間:2014年10~12月(3カ月)
・ミッション:医療事務拠点のオペレーション改善、患者の家族や他の医療機関との情報連携支援

――留職に参加した動機から教えてください

リクルートキャリアの奥平圭織里氏(松山支社・営業職)
[画像のクリックで拡大表示]

奥平 私は愛媛県出身で、今は松山支社で働いています。海外で生活した経験があるのですが、そのときに「ふるさとへの愛着」がこれまで以上に強まり、「日本に戻ったら、地元に貢献できる仕事に就きたい」という想いでこの会社に入りました。

 …ただ、実は最近、“少しもやもや”していました。ある調査によると、少子高齢化の影響で愛媛県の労働力人口は2030年に不足に転じ、2040年には5万人不足すると試算されています。いつも目の前のお客様に対して懸命に向き合っているものの、「私は果たして愛媛の雇用を活性化できているのか」「今の仕事は愛媛を元気にすることにつながっているのか」が分からず、悩んでいました。

 そんなとき、社内で公募されている留職プログラムのことを知ったんです。社会課題に正面から対峙している団体にどっぷり浸かって活動することで、「今の自分が抱える閉塞感を打破するきっかけをつかめるのではないか」と考え、応募しました。

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