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「留職」という冒険に出掛けようビジネス

第11回 「社会起点で考える」とはどういうことか(リクルートキャリア・前編)(1/4ページ)

2015.12.03

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 クロスフィールズは2014年秋、これまで新興国を舞台に実施していた「留職」プログラムを日本国内で初めて展開した。これをいち早く導入したのがリクルートキャリアだ。社員3人をリレー方式で3カ月間、宮城県石巻市の在宅医療の現場に派遣した。同社はどんな狙いで国内版留職を導入したのか。担当者に話を聞いた。

(インタビュー・文=荻島央江)

<プロジェクト概要>ケース5 リクルートキャリア
・留職者:奥平圭織里氏(入社3年目、松山支社・営業職)、李怡然氏(入社6年目、東京支社・営業職)、力石晃寿氏(入社4年目、静岡支社・営業職)
・派遣先団体:祐ホームクリニック石巻(宮城県石巻市)。在宅医療を中心とした高齢社会のプラットフォームづくりを目指す診療所
・実施期間:2014年10~12月(3カ月間)
・ミッション:医療事務拠点のオペレーション改善、患者の家族や他の医療機関との情報連携支援

――留職プログラム導入のきっかけから教えてください

石塚貴也氏(リクルートキャリア アドミニストレーション統括室 人事総務部 コーポレート人事グループ)
[画像のクリックで拡大表示]

石塚 この話をするためには、当社の成り立ちを知っていただく必要があります。まずはここから説明させてください。当社はリクルートの人材採用系事業であるHRカンパニーと、日本最大級の転職エージェント「リクルートエージェント」が事業統合し、2012年10月に設立された企業です。

 リクルートグループが展開する人材サービス事業において、新卒、中途を中心とする正社員雇用領域を担当し、「リクナビ」「リクナビNEXT」「リクルートエージェント」などを主力サービスとしています。

 新会社としてスタートを切るに当たって、当社では「会社として何を目指すのか」というビジョン、ミッションを策定しました。そして、このビジョンやミッションを実現するために、従業員一人ひとりがどんなことにこだわって日々仕事をしていけばいいのかを明確にすべく、「三つのバリュー(行動指針)」を掲げました。

リクルートキャリアが策定した「三つのバリュー(行動指針)」
[画像のクリックで拡大表示]

 「圧倒的な当事者意識」「昨日を超える」「社会起点」という三つです。「圧倒的な当事者意識」と「昨日を超える」の二つは、以前からリクルートグループ内で比較的よく使われてきた言葉なのですが、「社会起点」という言葉はこのとき初めて用いました。

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