ANA総合研究所と飲食店検索・予約サイトの「ぐるなび」は10月3日、温泉と郷土食で訪日客の誘致を目指す一般社団法人「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」を設立した。同機構の会長には、東京都市大学教授の涌井史郎氏、副会長には日本観光振興協会理事長の久保成人氏、ぐるなび代表取締役社長の久保征一郎氏、ANA総合研究所会長の浜田健一郎氏が就任した。

9月23日に記者会見が開かれ、設立メンバーが一堂に会した

 ガストロノミーツーリズムとは、地域を訪れその土地の独自の食文化に触れることを主な目的とする、欧米で先行している旅行スタイルのこと。訪日中国人旅行者の「爆買い」の失速が指摘されるなか、ガストロノミーツーリズムのコンセプトに全国各地の温泉や郷土食という日本ならではの伝統文化を組み合わせ、その魅力を発信することでリピーターの増加と滞在期間の長期化を図る。

 今後は、温泉を拠点として食事や町歩きなどが楽しめる「ONSEN・ガストロノミーウォーキングコース」を自治体から募り、申請した自治体を会員として認定、PRする。会員となった自治体には、年1回のガストロノミーウオーキングイベント実施を求めており、11月19日には第1弾となる別府市の「キックオフウォーキング」が実施される予定だ。

 同機構は5年以内に会員自治体数を100まで伸ばしたい考えで、年間100回以上のイベント開催を目指す。

(文=REGION)



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