警視庁は9月30日、外国人旅行者の多い新宿・歌舞伎町と渋谷駅前の交番に、英語と中国語を話せる警察官を24時間配置する取り組みを全国で初めて開始した。歌舞伎町交番には英語と中国語を話せる署員を、渋谷駅前交番には英語を話せる署員を計24人配置。同時に、英語やアラビア語など19言語の翻訳に対応するタブレット端末も導入し、外国人旅行者からの相談に迅速に応じる体制を整えた。

 なお、タブレット端末は、秋葉原や六本木など外国人旅行者に人気のある10カ所の交番にも導入された。警視庁では、今後も外国語で対応できる交番を増やしていく方針だ。

英語と中国語が話せる警察官が配置された歌舞伎町交番には、英語・中国語対応の表示がかけられている

 この取り組みは、今年1月の警察庁通達「訪日外国人等の急増への対応について」によって示された施策のひとつである「外国語対応可能職員の配置等による一括受理・相談体制の整備」を推進するもの。定められたガイドラインの条件を満たした渋谷駅前交番と歌舞伎町交番を「外国語対応モデル交番」として指定し運用を開始した。

 ガイドラインでは外国人旅行者に人気の高い観光ルート上にある都道府県警察として、警視庁、神奈川県警、愛知県警、京都府警、大阪府警が「モデル指定都府県警察」として指定されていることから、今後は鎌倉や京都、関西国際空港などでも同様の交番の開設が予定されている。

(文=REGION)



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