地方の国立大学に学ぶ中国人留学生の陳敏さん(仮名)。6年前に日本へやってきた陳さんだが、来日するとすぐに中国にいる親戚や友人たちから、「日本の商品を買って送ってほしい」との依頼が頻繁にきたという。

「代購」で生活費と授業料を稼ぐ

 希望の商品を購入し、中国へ送ることを何度も繰り返しているうちに、「これは商売になる」と確信。4年前から本格的に「代購」(代理購入)、つまり代行ショッピングを始めた。「他の“代購者”より、私はかなり早い段階から始めていますよ」と、陳さんは自慢げに話す。

 「当時、代購をしている人があまりいなかったので、マネしようにも、参考例が見つかりませんでした。安く仕入れできる店や購入した商品の値段設定・送料・税関検査など知らないことばかり。試行錯誤を繰り返しながら、自己流で模索してきました。最初は赤字続きでしたけどね」

 陳さんは、“起業”時の様子をそう振り返る。

 現在はアルバイトもせず、毎週末に1回“仕入れ”をするだけの代購者として生活している。このビジネスで、生活費と授業料が支払えるほどの稼ぎがあるという。

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