今年の国慶節休暇は、私は家族と北京市内で過ごしましたが、多くの人が旅行や里帰りで北京を離れており、渋滞もなく市内のショッピングセンターなどの商業施設も人は少なく、ゆっくりと過ごすことができました。

今年上半期の中国人出国数は6190万人

 中国のカレンダーでは連休は多くありません。春節(旧正月)と国慶節は1週間の休みとなりますが、その他の連休は元旦、清明節(4月)、労働節(5月)、端午節(6月)、中秋節(9月)の5回の3連休のみです。そのような事情もあり、春節と国慶節に旅行や里帰りが集中するのが特徴です。

 国慶節休暇の期間にWeChat(微信)で中国人の友人が発信しているタイムラインを見ていると、昨年は日本旅行が目立ちましたが、今年はアメリカや東南アジア諸国(ASEAN)へ旅行をしている人が多かったというのが印象です。

今年の国慶節にアメリカ西海外旅行を楽しむ友人のSNS発信。1日目は靴、カバン、おもちゃなどの買い物を楽しんだようだ

 「中国出境旅遊発展年度報告2016」(中国旅遊研究院・銀聯国際発行)によると、2015年に出国した中国人は延べ1.17億人でした。「爆買い」が大きな話題となった2015年の訪日中国人数は約500万人ですが、出国中国人数全体から言えば、わずか4%強にすぎません。

 2015年の出国日本人数は1621万人(出典:日本政府観光局JNTO)ですので、中国人の述べ1.17 億人は日本人の7倍以上に相当します。同報告では2015年における中国の海外旅行消費額は1045億ドル(約10兆7635億円)と伝えています。2016年上半期の中国人の出国数は6190万人となっており、中国人の国外旅行市場は引続き勢いを保っています。



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