トップ > 職場を生き抜け! > 会社は「カルト集団」。過労死はなくならない

職場を生き抜け!ビジネス

会社は「カルト集団」。過労死はなくならない(1/7ページ)

2016.12.21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

企業内労組は経営と完全に一体化

東京管理職ユニオンの設楽清嗣さん

 今回と次回は、会社や経済界などに厳しい姿勢で臨むことで知られる労働組合・東京管理職ユニオンの設楽清嗣さんに取材を試みたやりとりを紹介します。

 設楽さんは、「労働運動の闘士」と呼ばれ、55年以上最前線で闘い続けてきました。今も、多くの会社員らの労働相談に対応しています。

 テーマは、電通の過労自殺。

 今回は、電通の社内にある労働組合や、社長以下、役員、管理職らの今回の事件への対応などについて伺っています。

Q 電通の社内には、労働組合があります。労組がありながら、なぜ、今回のような問題が起きたのでしょうか?ユニオンのリーダーとして、どのようにお考えでしょうか?

 電通に限らず、企業内にあるカンパニー・ユニオン(企業内労組)は、我々、ユニオンとは価値観が違うのです。カンパニー・ユニオンは、正社員の多くが入る、いわゆる企業内労組です。

 電通では過去にも過労死・過労自殺の事件があり、最高裁まで争うことが起きています。ところが、カンパニー・ユニオンは、その都度、経営陣に厳しい姿勢で対決していなかったはずです。労組として、抗議を繰り返していたならば、今回のようなことはまず起きなかったでしょう。

 日本の多くの企業のカンパニー・ユニオンはもはや、経営と完全に一体化しています。労組として、経営陣へのチェック機能を果たしているとは言い難いのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー