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職場を生き抜け!ビジネス

電通に自浄作用を期待するのは難しい(4/8ページ)

2016.11.30

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電通は会社としての倫理が厳しく問われている

Q 電通の社長は、社員らに「チームを結集し、危機を乗り越えよう」と呼びかけたという報道があります。そのあたりは、どのようにご覧になりますか?

 今、電通には、厳しい世論があります。会社としての倫理が厳しく問われています。それを受け、電通は何らかの改善策をつくるのでしょうが、それだけで、前述の(1)から(5)までの問題をすべて解決していくのは難しいのではないか、と私は思っています。

(写真:PIXTA)

 会社は、法律の観点からとらえると、株主が所有するものです。株主が、電通に厳しい視線を向け、倫理を強く求めていくならば、状況は変わるかもしれません。しかし、そのような株主が電通の株主の中で多数占めているとは思えないのです。

 会社が何らかの改善策を示すとします。私のこれまでの経験をもとにいえば、そのとき、現場の社員などからよく聞かれるのはこんな声です。

「こんなことでは、現場が動かない」
「それでは、もう、現場がまわっていかない」

 電通は現場のこうした声と、厳しい世論の双方を見ながら、対応策を考えていくのだと思います。

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