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職場を生き抜け!ビジネス

電通の「過労自殺」議論で、抜け落ちていること(1/10ページ)

2016.10.19

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違法な長時間労働にだけ目を奪われがち

 報道によると、大手広告会社の電通に勤務していた20代の女性が、長時間労働などにより、昨年11月にうつ病となり、12月に「過労自殺」をしました。今年の9月に、労災認定がされました。うつ病発症前(昨年10月9日~11月7日)の1か月の残業時間(時間外労働)は、約105時間と認定されたようです。

 10月14日には、厚生労働省東京労働局の職員らが、違法な長時間労働が常態化していた疑いがあるとみて、電通の本社を立ち入り調査しました。その後、地方支社や主要子会社もまた、その対象となっています。

 今回、あらためて「過労死」や「過労自殺」(過労自死)について考えてみます。

 月の残業がピークで100時間を超えていたとされる労働時間については、有識者が新聞やテレビ、ネット上でコメントを寄せています。現在、政府が「働き方改革」などで、長時間労働の是正について議論をしていることにともない、多数の識者が労働時間の規制について発言も繰り返ししています。

 したがって、この記事では、長時間労働についてふれることは避けます。むしろ、「過労死」や「過労自殺」について議論をしながら、なぜか、誰もが取り上げないことについて考えます。

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