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職場を生き抜け!ビジネス

「キャリア破壊」で「人生破たん」する若者たち(1/6ページ)

2016.10.05

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「成功」とは言い切れない転職とは

 ここ数週間で、15人ほどの編集者からメールを受けとりました。平均年齢は、30歳前後でしょうか。7割が男性で、3割が女性です。9月末で、会社を退職するらしいのです。その挨拶のメールでした。毎年、この時期に辞める人は、この業界には多いのです。

(写真:PIXTA)

 15人ほどのうち、2人を除いたすべてが、同じレベルの出版社に転職をするようでした。15人のほぼすべてが、社員数300人以下の会社に勤務していました。

 率直なところ、この10数人の今回の転職は、「成功」とは言い切れないのではないか、と思います。今後、30代で会社を転々として、キャリアを破滅させ、30代後半から40代前半で「人生破たん」する可能性すらあるように思えてならないのです。

 出版業界は、そのレベルでいえば、少なくとも3つに大きくわけられます。判断基準は、新卒時の入社採用試験の難易度、会社の歴史や実績、業績、ブランド力、社員の質などとします。

 トップグループ(Aとする)には、4~5社ほどがあります。社員のレベルは総じて高く、労働条件は想像以上に整っています。労働組合経由で、賃金などを知ると、世間相場からして高すぎると思うほどです。Aグループの社員で、20~30代で辞める人は相当に少ないのです。噂も含め、聞く限りでも、この10数年で、4~5社でこの世代では20人もいません。

 Aグループの下に、20~25社ほどのグループ(Bとする)があります。社員数でいえば、200~500人ほど。辞めていく人は、この10数年で、噂なども含めると、20~30代で100~130人にはなります。実際は、もっと多いでしょう。Aグループに移る人はほとんどおらず、このBグループのほかの会社か、次のCグループの会社に行くことになります。

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