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職場を生き抜け!ビジネス

「キャリア破壊」で「人生破たん」する若者たち(6/6ページ)

2016.10.05

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劣等感の塊のような人は遠ざける

 Bグループに移ることができたとします。ここから、新たな注意が必要です。ここでも間違いなく、劣等感と不満、ねたみ、ひがみの塊の人がいます。私の実感でいえば、2~3割ほどです。ちなみに、Aグループの会社になると、この割合がぐんと減り、1割以下となります。つまり、自分で自分を追い詰め、破滅する人はほとんどの会社にいるのです。思いと考え方が病んでいるような人たちともいえます。ランクが高いところに行くと、その数が減るというだけのことです。

 大切なことは、こういう人をできるだけ遠ざけること。私が、Cグループを否定するのは、そこで働く人たちの、あの独特の劣等感です。闘う前から、もう負けているという感じなのです。人は、意識のあり方や考え方から腐っていきます。心の状態で、どちらの方向にも進んでいくものなのです。そのとき、こんな人たちがそばにいると、なえたり、へこんだりします。そのように仕向けてくるのです。

 縁を切るべきです。早く…。今回は、15人前後の人からメールを受け取り、そんなことを言いたくなりました。たった1度の人生を、破滅的に生きるなんて、あまりにももったいないではないですか。最近、がんで亡くなった人の闘病記などを読む機会があり、つくづく思ったことでもあります。

 世の中には、劣等感やねたみ、ひがみの塊の人が多数います。この人たちは、ある意味でがんのような病になることよりも、怖いのです。他人の人生を破たんさせようとするのです。あなたのそばにいませんか。

吉田 典史(よしだ・のりふみ)
吉田 典史(よしだ・のりふみ)

 1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年以降、フリーランスに。特に人事・労務の観点から企業を取材し、記事や本を書く。一方で、事件・事故など社会分野の取材を続ける。
 著者に『封印された震災死その「真相」』(世界文化社)、『震災死 生き証人たちの真実の告白』『あの日、負け組社員になった…』(ダイヤモンド社)、『悶える職場』『非正社員から正社員になる!』(光文社)、『ビジネス書の9割はゴーストライター』(青弓社)など。近著に『会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ』(KADOKAWA/中経出版)がある。
 連載「職場を生き抜け!」は、『いますぐ「さすが」と言いなさい!』(ビジネス社)や『仕事なんかするより上司に気を使えよ (働く・仕事を考えるシリーズ)』(労働調査会)にまとめられている。
 雑誌では、『先見労務管理』(労働調査会)、『プレジデント』(プレジデント社)、『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)、『週刊東洋経済』(東洋経済新報社)などで執筆。

Twitter:https://twitter.com/Yoshidanorifumi
https://twitter.com/Katigumi2
ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/yasushinori/

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  • 1.たまに読んでますけど2016.10.25

    業種は違えど、前職がブラック企業で、筆者が言う所のCランクでした。確かに、一部の上層部のみ儲かり若手社員は搾取される構造だったり、社員の妬みによる足の引っ張り合いが多い会社でした。私はそこで、上層部の派閥争いに巻き込まれて、辞職に追い込まれました。しかし、現職に巡り合え、心穏やかに勤めて8年になります。給料もだいぶ上がりました。会社のモラルは、社員数やら事業所数や資本金など、ホームページの情報からはわかりませんね。
    自分に害しか及ぼさない会社からは、できるだけ早く逃げるべき、という意見には同意です。しかし、その会社のランク付けは、主観的なものです。筆者が言うCランクとは、別の人から見たらBかもしれませんし、ランク付けなど考えなくても適応できる人もいます。。また、その低いランクの職場に勤務を続けられる人もいるのです。主観から同業のランク付けなどはせぬ方がよろしいかと思います。

  • 2.富士 望2016.10.07

    84歳の年金受給者です。太平洋戦争敗戦10年後に大学を卒業して輸出の多い製造大企業に就職し、管理職も経験後に第二の職場で大学教授を務めました。
    自分が学んだ時代の大学進学率は10%で、私の若いころの作業員は、大学に行かない90%の人からの選抜だから、40年後に教えた進学率50%の大学生よりはるかに優れた頭脳を持つ人達でした。
    今、日本製造業の作業現場は機械化自動化で人影が少なくなり、事務所の仕事もIT化が進んでいます。日本では、腕力で稼ぐ仕事は減り、人の仕事の大半は高度な頭脳労働です。現在大学進学率は50%超ですが、頭脳で稼げる能力保持者は、同年齢大学卒の何%でしょうか。
    今後さらに、AIの発達であらゆる企業の事務所内作業が幅広くコンピューターで代替されます。筆者の言うB・Cクラスで働く人の人生破綻は、益々深刻な問題に広がるでしょう。対策の責任は、社員の能力に合わせて仕事を再編成できる雇用者側にあると思います。

  • 3.さら。2016.10.07

    私から見ると他業種のお話なので信憑性がよく判断できないのですが「劣等感と不満、ねたみ、ひがみの塊の人」を避けていこう、という話と「Cグループな会社と付き合うな」というのは似て非なる話題かな、と思います。最後に述べられているように「どこの会社でも一定数そういう人はいる」のであれば、逆にCグループの会社にも劣等感のない人が必ずいるはずで、そういう人とは付き合っていいことになります。
    もっというと社風が人を変えているのであれば付き合う人によってもまた人は変わるわけで「劣等感のある人を避けていこう」というネガティブな発想ではなく「私と付き合うとCグループにいても劣等感を感じなくなる」くらいの発想が必要だと思います。

    ご自身に付き合う人を変える魅力がないのであれば単に「付き合う編集者をランク付けして見てる人」「その場でアドバイスするでもなく後で記事でボロクソ書く人」という「劣等感を持っている人」と同じくらいのネガティブな印象を筆者の方に与えているだけなのでは、と感じます。
    社名が明かされているわけではないので実際の転職希望者にも役に立つ情報ではないですし(社風がダメな会社があることは誰でも知っているので)、何故こんなに長くこの記事を書かれたのか、意図が読み取れないのでちょっと困惑しました。誰も得しない記事だな、と。

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