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職場を生き抜け!ビジネス

「キャリア破壊」で「人生破たん」する若者たち(3/6ページ)

2016.10.05

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ついにはお金のトラブルに巻き込まれる可能性も

 たとえば、フリーのライターやカメラマン、デザイナーなどは、このグループの人と仕事をすると、生活が苦しい方向に進みます。コンビを組む編集者のレベルは概して低く、仕事を進めるにつれて、滅入るはずです。ついには、お金のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

 真剣に生き残りを考えるならば、可能な限り、BグループやAグループの会社と仕事をするべきです。CからBへ、あわよくばAへ、と「這い上がり」をしない限り、心が満たされて、生活が高いレベルで安定することは、ありえないはずです。このことは、正社員として働く人にもいえます。

 新卒時にCグループの会社にしか入れなかったならば、せめて30代半ばまでは、機会あるごとに、Bグループへの転職を企てるべきです。40~50代になっても、状況が許されるならば、するべきです。間違っても、今の会社の上層部に感化され、「ここが、俺の骨を埋めるところだ」と思うべきではありません。後々、全身から悔いるときが来るはずです。

 Cグループの会社は、社長や役員と、ごく一部の古参の管理職しか、おいしい思いをしないように設計されているのです。社長や役員が、「うちの会社は、実力主義」「若くともチャンスがある!」と盛んに強調するのは、自分たちにとって都合のいい体制をおおいかくそうとするからでしょう。

 そのことを、メディアや有識者は見抜けていないのです。「実力主義」なるものを無批判に受け入れ、世間にしたり顔で伝えています。この10数年、間違った世論や空気ができました。「会社の規模やブランド、体制などは関係ない。自分の実力こそが大切だ」といったものです。1990年代半ばから後半にかけて浸透したように思います。当時、金融不況などの影響で、大手の証券会社や都市銀行などが経営破たんをしたり、整理・統合されたりしたことが、背景にあるように思います。

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