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職場を生き抜け!ビジネス

「キャリア破壊」で「人生破たん」する若者たち(2/6ページ)

2016.10.05

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辞めていく人が後を絶たない会社の共通点

 Bグループの下に、社員数200人以下の無数の出版社のグループ(Cとする)がひしめきます。ここの社員の平均的なレベルは概して低く、もはや、「編集者」とは呼べない人も多数います。辞めていく人は、私が知る限り、この10数年で150~200人を軽く超えます。実際は、この10数倍にもなるでしょう。

 5年も籍を置くと、「ベテラン」になり、10年になると、「役員クラス」になるような雰囲気です。冒頭で紹介したように、そのほとんどがCグループの出版社に転職をします。ごくまれにBグループに移る人がいますが、きわめて少数です。

 Cグループの会社を数年ごとに転職する人たちとコンビで仕事をすると、30代前半であろうとも、そのレベルは20代前半から半ばと感じます。素人に近いのです。実感値でいえば、その人の実年齢よりも、5~10年は成長が遅れているのです。

 冒頭の「退職の挨拶メール」は、この時期、Bグループと、Cグループの出版社に勤務する人からきます。Aグループにいる人からは、まずきません。

 Bグループの一部と、Cグループで起きていることは、まさに「雇用流動化」と呼べるでしょう。社長の超ワンマン体制にはじまり、「名ばかりの役員」。管理職でありながら、新入社員レベルの権限しかもっていない状態。入社してくる人たちの圧倒的なレベルの低さ…。意識、仕事への姿勢、スキルなどが総じて低い。労働組合はなく、もちろん、人事部などもない。配置転換は、その時期などからしてめちゃくちゃで、社長や数人の役員のやりたい放題です。

 これでは、辞めていく人が後を絶たないのは当然ではないでしょうか。おそらく、ほとんどの業界で、似たようなグループ分けができるのではないか、と思います。結論からいえば、Cグループ、つまり、最下層とは深くは関わらないほうがいいのです。

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