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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け!:上司はなぜ自分より優秀な部下を認めないのか?(1/8ページ)

2015.09.09

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可能性のある人を排斥するのが組織の常だが

 今回は、「上司は自分よりも優秀な部下を認めない」をテーマにします。これまでの取材や自らの会社員の経験をもとにいえば、ほとんどの上司が部下に一定水準以上のレベルの仕事力を求めているものです。しかし、それを超えると、態度が変わり始めます。その部下への発言も扱いも、厳しくなったり、突き放したりするようになります。

 会社において、上の人は、自分の立場やポジションを脅かす部下を決して認めることはしないのです。自分よりも優秀な人や、潜在的な可能性のある人をいじめたり、追い出しをしたり、辞めるように仕向けています。

 その意味で、2年前、こんな人もいるのだな、と妙に考えてしまった役員がいます。取材で知り合った人です。東北の仙台市内にある、社員数30人ほどのメーカーの常務取締役で、当時50歳前後の男性。30代なかばで中途採用試験を経て入社し、40歳前後で課長に、45歳ほどで部長に、48歳で常務になったそうです。小さな会社だから、スムーズに昇格してきたといえるのかもしれません。

 この役員に、「部長や課長に何を指示しているのか」と聞いたところ、思わぬ回答でした。

「組織としての目標や進んでいく方向性だけ。あとは、部長か課長にすべてお任せ。それぞれの部下への指導や評価などに、私が口を挟むことは一切しない。そんなことをしたら、部課長はしらけてしまう。優秀になってもらわないと困る。自分を追い抜かす人材になってほしい。30人の会社では、みんなが全力投球をしないと、破たんする」

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