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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け!:「ブラック企業1歩手前」のDQN社員たち(4/8ページ)

2015.06.10

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「ああ、これで記事を書くのは苦労する」

 本来は、記事の仕上がりを想定し、インタビューをするのです。例えば、前半では「部長の仕事」を紹介し、真ん中では「その苦労」を、最後の部分では「今後の抱負」という流れにしよう、と考えます。実際の取材では、それらのシナリオに沿って、相手に聞いていくものなのです。

 そうでなければ、限られた時間で、記事を成立させるための材料を聞き出すことは不可能でしょう。こういうシナリオをある程度、相手に説明しなければ、安心して話すわけがないのです。

 27歳編集者は、ぽわ~んとした雰囲気で、悪びれた様子もなく、意味不明な質問をしています。その都度、部長から反論をされている姿は、私からすると痛快でした。仕事をなめてかかると、こういう仕打ちを受けるという、いい勉強になったはずです。常識と良識があるならば、そのように感じるでしょう。

 しかし、私も傍観者であるわけにはいかないのです。記事を書くのは、私なのです。本来は、20数年の経験のある私にインタビューアーをさせれば、こんな「バラエティー」な事態にはならないのです。嫌々でしたが、27歳編集者に代わりに、部長に質問をしていきました。

 しかし、残り時間は10数分。この時間では、記事を書き上げるための材料をすべて集めることは不可能。終了時間になったとき、「ああ、これで記事を書くのは苦労する」と思いました。

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