下劣な上司にスキを与えてはいけない

 私は、こんな思いでコメントに目を通し、「こんな人にはなりたくないな」と独り言をつぶやいています。部下をしているあなたが、現在の上司に、機会あるごとに因縁をつけられたり、足を引っ張られたりするならば、今回の記事を思い起こしてください。

 私のように笑いながら「スルーする力」を身に付けると、その上司は「かわいそうで、哀れな人」となるでしょう。「こんな人にはなりたくないな」と冷めた目でみていれば、いいのです。

 ただし、職場では、そんなホンネを感じ取られないようにするべきです。それこそ、「職場を生き抜け!」ではないでしょうか。

 揚げ足を取ることに熱心な人は、あなたの幸福や成功、潜在的な可能性がまぶして仕方がないのです。揚げ足を取っていれば、いつかは、幸福や成功を自分も手にすることができると信じ込んでいるのでしょう。そんな人の1つずつの言葉に、振り回されるなんてナンセンスです。スキを与えては、いけないのです。

新刊書籍のお知らせ

001
『会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ』

著者:吉田典史
出版:KADOKAWA/中経出版
価格:1300円(税別)

 BizCOLLEGの連載でもお馴染の吉田典史の最新刊。「社畜になるな」「うちの部署では無理」「俺、辞めるよ」…。会社で落ちこぼれる人間は、業務能力に欠けるがために昇進できないのではない。不用意な発言が敵を作り、社内情報が届かなくなり、次第に孤立無援の状態に陥って行くのが原因だ。言わば、落ちこぼれは意図的に作られるものであり、落ちこぼれる人間には共通して口にする言葉がある。
 一方で、するすると出世する人間は上層部や部下、顧客と適切な距離を保ち、見方に引き入れるための言葉をよく口にしている。
 本書では、著者の25年に及ぶ人事・労務取材から導き出した「落ちこぼれる言葉」「出世する言葉」が、豊富に紹介されている。