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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け!:揚げ足を取ることに熱心な人たち(3/7ページ)

2015.05.27

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「このままだと、君はヤバイよ」

 部下の男性は、その場で反論をすることなく、小さな声で「はい」「はあ」と答えるのみです。部長は、そんな姿をみると、「反論をしない弱い奴」と見なしたのか、一段と抑えつけます。一人芝居をする俳優のように、「もう、お手上げ」「(自分には)理解ができな~い」「どうしたら、いいんだろう」と繰り返します。

 部長の言い分を注意深く聞くと、もっともらしいことは言っているのです。しかし、それは、後からとってつけたこじつけのように私には聞こえました。このやりとり以前から、部下である男性社員に何らかの理由で不満を感じていて、それを晴らすきっかけを待っていたとしか思えないのです。

 特に、次のような言葉が、「もっともらしい」ものなのです。こういう言葉を持ち出し、まるで自分が叱ることを正当化させているようでした。

「俺は、君のことを心配しているんだよ」
「君のことを思うから、言っているんだ。想像しろよ。俺のことを…。疲れるんだよ。大変なんだよ。俺のほうは…」
「このままだと、君はヤバイよ。この部署に残れないよ。人事評価が下がるよ」

 本当に部下のことを思うならば、なぜ、皆がいるところで、ここまで大胆に口にするのでしょうか。本来は、1対1で話し合うべきものでしょう。どうして、きちんと指導をしないのでしょうか。感情に任せた言葉を浴びせて、人が育つならば苦労はいらないでしょう。会社員の管理職らしい甘えというか、思い上がりやおごりを感じました。

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