トップ > 職場を生き抜け! > 職場を生き抜け!:「ヤバイ」ベンチャーより正社員300人規模の会社が安全パイ?

職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け!:「ヤバイ」ベンチャーより正社員300人規模の会社が安全パイ?(4/6ページ)

2015.05.13

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

転職では最悪の選択は避けるべき

 まじめに仕事に取り組み、一定の成果を残す人はいいように使われる仕組みになっているのです。気の毒であるのが、機転が利いて、仕事の段取りをきちんと押さえ、要領よく進める人たちです。このタイプは、絶対にカモにされます。パーフェクトなまでに無責任で、でたらめな人が多数いる会社なのです。この人たちが、優秀な人のエネルギーをそぎおとすのです。管理職や役員も、でたらめな人の中から誕生しますから、優秀な人を中心とした体制にしようなんて微塵も思っていないのです。

 だからこそ、新卒の段階で大企業や中堅企業、さらに名の通ったベンチャー企業などの採用試験に受からずに、名もなきベンチャー企業にいる人には、ナイスな職場なのです。このような会社は採用試験のハードルは低く、エントリー者数は1回の試験につき、50~60人がせいぜいのはず。これらの中から、数人を選ぶのですから、難しくはないはずです。

 この類の会社を5~6社受けると、1つは内定をもらえるでしょう。1つももらえないならば、その人は相当に重症です。労働市場においての値打ちはゼロに等しい状況であり、前途は暗いはず。率直なところ、このような人には手の施しようがありません。ただし、どこの会社でもいいから、エントリーするべきとは思いません。その業界や職種、仕事などに強い関心があること、何かのきっかけで興味を持ち、ある程度、予備知識を備えていることなどが必要です。

 私が強調したいのは、名もなきベンチャー企業から抜け出したいとき、つまりは、人生の建て直しをしたいとき、最悪の選択をするのは避けるべきなのです。それは、また、名もなきベンチャー企業に移ることです。信じられないことに、名もなきベンチャー企業を転々として、30歳前に3~4回の転職回数となり、労働市場においての市場価値を恐ろしいほどに低くしている人がたくさんいるのです。

 この人たちは、奇跡がおきない限り、30~40代になっても、名もなきベンチャー企業の世界から抜け出せないはずです。30代半ば以上になり、こんな会社にいるようでは、人生設計のめども立たないでしょう。そもそも、名もなきベンチャー企業には、立派なベンチャー企業にするだけの能力はなく、言い換えると、自分を変えることなく、社員を搾取していたいだけの経営者や役員が並んでいるのです。こんなところに、人生の貴重な時間をつぎ込むこと自体、ナンセンスでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー