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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け!:「ヤバイ」ベンチャーより正社員300人規模の会社が安全パイ?(3/6ページ)

2015.05.13

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冴えない人や使えない人には、つくづくおいしい職場

 実は、特別の才能や技能、資質がなく、学歴や学力は同世代の中で平均か、やや上回るレベルで、仕事への姿勢や意識、取り組みなども「普通から、やや上くらい」の人には最高の会社かと思います。冴えない人や使えない人には、つくづくおいしい職場だからです。

 ごく普通に仕事をしていると、同世代の中で早いうちに上位1~2割の人事評価を受けることでしょう。順調に昇格し、部長や執行役員になることが十分に可能なのです。常務や専務になることも、難しくありません。

 社員数100人以下の会社よりは定着率は高く、その意味では、安定しています。一応は、会社としての体を成しているのです。毎月の給与や賞与もおおむね、社員数100人以下の会社よりは高い傾向があります。労働時間の管理も、多少は行き届いています。少なくとも、社員数30人以下の零細企業のめちゃくちゃな体制よりは、はるかに整っているのではないでしょうか。

 名もなきベンチャー企業は、このあたりが破たんしているのです。人が育つためには、最低限度のレベルの生活を保障する環境がないと、話にならないです。これらを整えることなく、人を育成しようとすること自体、無理な考えなのです。

 正社員の数が300人規模の会社で、1~6の条件の半数以上に該当する会社には依然として問題があります。それは、組織の仕組みなどが極端に未熟なのです。大企業や中堅企業に比べると、実にお粗末なのです。

 例えば、それぞれの社員の役割分担や権限と責任の範囲は、大企業と比べると、相当にあいまいです。自分を高く評価してほしいと願う人からすると、物足りないことでしょう。社員の役割分担や権限と責任の範囲をあいまいにして、実績や成果を明確に判断することは、不可能なのです。

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