年に1度の憂さ晴らし……

 ある勉強会で知り合った仲間との忘年会が10年ほど続いている。年齢は20代から60代まで、職業もバラバラで互いに利害関係ゼロだからお互い言いたい放題が実に心地よい。「年に1度の憂さ晴らし」としては最高の舞台となっている。本年は気がつけば「厄介で面倒くさい人たち」の話題で大いに盛り上がった。

 某区役所の福祉関係部局で働く28歳の男性が話し始めた。

A:「うちは、乳児から高齢者に至るまで、毎年多くの啓発イベントを任されているんです。告知のためのポスターも試行錯誤しながら自分たちで作ります。ところが、それに必ずいちゃもんを付ける、全く関係ない部署の係長がいるんですよ。『そんなんで、人集まるの? 君んとこの上長は、それでOK出しちゃうんだ……へえ……あれ? ポスターの真ん中にでーんとある“ハート”マークの真ん中に<ラブ>って文字を入れちゃう感覚って、どこから出て来ちゃうわけ?』ってねちねち言うから、『区長直々の提案ですが』って言ったら、すーっっといなくなりました。ああいう人って何なんですかねえ……」

(写真:PIXTA)

 何にでも「一言言いたい人」というのはいるものだ。

B:「人を不愉快にすることに生きがいを感じる人って、結構いるんですよ!」

 そう言ったのは40代半ばの代理店勤務の男性だ。