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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ライフ

27年目の初対面、娘が白血病を患ったある家族との交流(2/4ページ)

2016.12.01

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お姉ちゃんの命を救うために神様が我が家に……

ラジオの梶原:「お姉ちゃん、その後いかがですか?」

お母様:「おかげさまで、今では嘘みたいにすっかり元気になってくれまして、時には命の恩人である弟のおもちゃを、エイッと横取りするほどに元気です」

梶原:「弟さんは?」

お母様:「この子は相変わらず、無邪気におもちゃにかじりついたり、手足ばたつかせたり、賑やかですよ(笑)」

梶原:「良かったですねえ」

と、ここでお母様がしみじみおっしゃったひと言が胸を打った。

お母様:「この子は、お姉ちゃんの命を救うために神様が我が家に送り届けてくださったんじゃないかと思うんですよね……」

 ぽつりとこぼれたこの言葉から、ちっちゃな体で、きつい手術にけなげに耐えた幼い弟の姿が、そして幼い子供たちの生と死の間で奔走し、決断したご両親のお気持ちが目に浮かび、私は込み上がる涙を堪えることができなくなった。コメンテーターで、普段は脳天気なことばかり言う競馬評論家の井崎脩五郎さんもメガネを外し涙を拭くばかり。

 ラジオの場合、無音状態が10秒以上続くと「放送事故扱い」となるところ、その寸前で、お母様が優しく声をかけてくださったのが救いとなった……。

お母様:「あのー、地元北海道の方だけでなく、東京の方たちにもお世話になったんです。皆様にこういうお礼を申し上げる機会を与えていただきありがとうございました。こちら(北海道)にお越しの際は、ぜひ子供たちの顔でも見に来てやってください」

梶原:「ええ、ぜひ、そうさせてください! 楽しみにしてまーす!! 今日は、いきなり電話して申し訳ありませんでした!じゃまたその時に!」

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