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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:大塚家具の久美子社長、ジャポニカ学習帳の山口カメラマンにみるプロ意識の真髄(2/6ページ)

2015.04.09

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休日の川釣りで自動改札機の改良案を着想

 先日、電車の自動改札機を開発した研究者の話をテレビでやっていた。

 今では「タッチ式」がほとんどだが、開発当時は切符を吸い込み口に差し入れるタイプを研究していた。試作を重ね、ほぼ完成したが、唯一クリアできないことがあったそうだ。

 切符を縦に入れてもらえれば100%情報を読み込める。99%の人は縦に入れるから問題は無さそうだが、万一横にして入れられるとデータが読み取れず混乱が発生することが分かった。

「ああ、最後の難題をどう解決したらいいのだろうか?」

 開発者はつかの間の休日、川で釣りをしながら考えていた。そんな彼の目の前、糸の先に葉っぱが流れていた。それが彼には切符に見えた。

 ほとんどが縦にスイスイ流れているが、中に、横にスーと流れる葉っぱが混じっていた。

「横のまま流れて、その先どうなるんだろう?」

 葉っぱの進む先に、川面に突き出た小さな石があった。葉がそこに触れた瞬間!あるものは右へ回転、あるものは左に回転し、その先は縦になって流れて行くのを見た!

「これだ!!」

 開発者は研究所に戻ると、試作中の自動改札機の吸い込み口に、横で挿入された切符の先に「川面の石」の働きをする方向転換装置を取り付けてみた。なんと、その装置を通過した切符はすべて方向を縦に変えて機械を通過。その先の読み取り操作にトラブルは発生しなかった!

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