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「PDCAを高速で回す」の違和感 それってクリエイティブなの?(1/3ページ)

2016.03.07

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「PDCAを高速で回す」を奨励しているチームは多い

 「PDCA(Plan-Do-Check-Action)を高速で回す」という一種のチーム運営方針は、いまや目にしない日はないくらいだと言われています。特にネット系企業が多いと思うのですが、多くのチームリーダーの方が、「“とにかく”PDCAを高速で回すことが大切だ」と語っています。

(写真:xiangtao / PIXTA)

 そのたびに僕は、少なからぬ違和感を感じるのです。そのやり方で、果たして“クリエイティブなチーム”はできるのか? 何らかの意味でのイノベーティブなアイディアは、本当に生まれて来るのか……?

 僕には「否」としか思えません。

 高速PDCA信奉派の方は読者の中にも少なくないと思いますので、「何を言うか?」と憤りを感じられた方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、一方的に批判するつもりはありません。

 ただ、クリエイティブやイノベーティブといった、なんらかの意味で「今までにない」もの、「そうそう見かけないもの」を生み出すには、高速PDCAサイクルというやり方には、気をつけるべき点があると思います。その点を書き記していきますので、「そんな見方もあるかもね」くらいに聞いていただければうれしいです。

 PDCAのサイクルを高速で何度も行って、「より良い仕事」にしていこうというのが、「PDCAを高速で回す」ですね。

 このことを強調した場合、どうしても気になるのは、「P(計画/企画)」を軽視するようなニュアンスです。PDCAサイクルという考え方そのものに対しても僕はそれを感じているのですが、それを「高速で回す」となると、どうしても「最初の『P』はそこそこでいいから、とにかくやってみて(Doして)、チェックして(Check)、改善して(Action)、それを繰り返そうよ」と聞こえてしまいます。

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