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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

人生後半のサバイバルのための勉強とは(8/8ページ)

2016.10.25

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歳を重ねたらオンリーワンを目指したほうがいい

 私は、常日頃屁理屈を考えているが、それも「勉強」だと思っている。

 先日も、雨の中、傘を持っていない上、車が通っていなかったので、赤信号を渡ったら、巡査に「信号を守ってください」と注意された。そういう際に、「道路交通法というのは安全なだけでなく円滑な交通を目的としたもののはず」「巡査の手信号のほうが機械信号より優先する」という知識から、「雨で風邪をひくかもしれない人がいる中で、機械信号を守らせることより手信号で、その人の交通を円滑にしてあげるほうが巡査の役割ではないのか」「超高齢社会になり、信号を渡りきれない高齢者が増えている中、それを笛を吹いてせかすほうがむしろ危険」というような屁理屈を考えていた(口には出さなかったが)。

 若いころの競争的受験はむしろ肯定派だが、歳を重ねたら、ナンバーワンよりオンリーワンを目指したほうがいいというのが私の信念だ。

和田 秀樹(わだ・ひでき)
和田 秀樹(わだ・ひでき)

 精神科医。1960年生まれ。東京大学医学部卒、東京大学附属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、『和田秀樹こころと体のクリニック』院長。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(とくに自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。『テレビの大罪』(新潮選書)『人は「感情」から老化する』(祥伝社新書)など著書は多数。

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