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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

人生後半のサバイバルのための勉強とは(3/8ページ)

2016.10.25

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権威や組織にしがみついてもサバイバルはできない

 私が雇用の流動化とか、年功序列を廃したフラットな賃金体系などというのが、日本では景気を悪くするだけだと思っているのは、もともと歳をとるほど金がかかるような制度設計になっている(ヨーロッパのように学校や医療費がタダでない)のに、年功序列をやめたら、生活レベルを落とさざるを得ないし、人々が将来のために貯金をするだけというのが当然のことだと思うからだ。これは、このときの実体験から断言できることだ。

 ただ、このときに、ブランドで就職先を選ぶより、将来性を見なければいけないというのを子供(中学生くらいにはなっていたが)心に知ったのも確かだ。父より成績が悪かった(と父が言っていただけだが)ために、当時はまだ二流とされていた家電メーカーに入った同級生たちは、それらの会社に大卒が少ないこともあいまって、とんとん拍子に出世し、はるかに恵まれた生活をしていたのを目の当たりにしたからだ。

 映画を作りたいという夢を含めて、医者になって金を作ろう、ライセンスを得よう、自由に生きようと高校生のころに思った背景はそんなところだった。だから東大の医学部を出ても、権威を求めて、教授レースに参加するという気はさらさらなかった。

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