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和田秀樹 サバイバルのための思考法ビジネス

広島カープの優勝と日本再生のヒント(1/6ページ)

2016.09.13

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反東京がスタートだった

 広島カープが25年ぶりにセリーグ優勝を決めた。

 実は、私はカープ狂いというほどの大ファンだ。

 私自身は、昭和48年からカープファンだったのだが、前半の20年くらいの強いカープと、その後の弱いカープの両方を経験しているので、感動はひとしおだ。

 大阪出身で、広島に住んだことがない私がなぜカープファンなのかをよく聞かれる。実は、これが今にも通じるのだが、反東京がスタートだった。

 小学校2年生のときに、父親の仕事の関係で、生まれ故郷の大阪から東京に転居した。私が住んだのは練馬の新興住宅地で、けっして江戸っ子が多いわけではないが(どちらかというと地方出身者の子が多かった気がする)、圧倒的に巨人の帽子をかぶった男の子が多かった。

 ところが、大阪弁を話す私は、もともとへらず口をたたくところがあり(当時の漫画『いなかっぺ大将』に出てくる関西弁で眼鏡をかけた西一のイメージだった気がする)、かっこうのいじめの対象になってしまった。結果的に母親が父親に泣き付いて、大阪の会社の社宅が多い地域に転校することでことなきを得たが、私が東京人とか、中央集権的なものに嫌悪をもつきっかけになったのはこの体験が大きい。さらに、その象徴がジャイアンツの帽子だった。

 4年生のときに大阪に戻るのだが、逆の体験をする。

 東京の言葉を使うので、嫌味な奴という扱いを受けて、いじめや仲間はずれの対象になったのだ。野球というか、ソフトボールもへたくそだったので、それもからかいの対象になる。勉強ができる奴がスポーツはできないという話はよくされるが、私の場合、スポーツができないので、悔しくて勉強していたという側面が正直ある。

 そんなこんなで、巨人も阪神も大嫌いになった。

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