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「3冊だけ」で仕事術向上! ――奥野宣之「ビジネス書、徹底比較レビュー」ビジネス

もろ刃の剣、SNSで人生が変わる? ――ネット時代の“発信力”を高めるための3冊(1/6ページ)

2016.03.25

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■今回取り上げる3冊
『アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略』
 ベン・パー(著)、小林弘人(解説)、依田卓巳、依田光江、茂木靖枝(訳)/飛鳥新社/1750円
『エンゲージド・リーダー ―― デジタル変革期の「戦略的につながる」技術』
  シャーリーン・リー(著)、山本真司、安部義彦(訳)/英治出版/1620円
『ネットで人生棒に振りかけた!: 先の読めない時代の情報版「引き寄せの法則」』
 新田哲史/アスペクト/1296円

 「もっとネットで活動した方がいいですかね?」
 こんな相談をされることが近ごろ増えてきた。20代後半から30代くらいの会社員と一緒に飯を食ったりしていると、こんな悩みをポツリと口にするのである。

 そこに込められた意図をまとめると次のようになる。
 「フェイスブックやツイッターくらいはやっているけれど、自分は会社員だから、あまりおおっぴらにネットで活動できない。しかし、世間では○○○○さんや××××氏みたいな同世代のブロガーがネットでガンガン活躍し、ネット上から社会へと影響力を強めている」

 「だから、自分ももっとブログやSNSに本腰を入れて活動し、今のうちに自分のポジションを確立しないといけないのではないか? 今や会社が定年まで面倒を見てくれるわけでもないわけで、自分の名前で商売できるような“ブランディング”をしないと、この先、自分の社会的な価値を保ち、高めていくことができないのでは?」

 その焦り――わかる、わかるよ!

 実際、ネット上でポジションを築くことにはかなりの優位性がある。いまや仕事を発注するのもネット検索からのケースが多く、ネットで有名だとそれだけチャンスをつかみやすいのだ。

 ただ、ネットに本腰を入れれば、誰もが某ブロガーのようになれるかというと、どうだろう?

 ネットで発信して有名になるには、まず「世の中に強く訴えたいこと」がなければならない。これがないと、話題のニュースやゴシップにいっちょかみしてSNSをバズらせるといった“ネットたこ踊り”になってしまうだろう。

 また「技術」もいる。単に自分が言いたいことを書くだけでなく「どうすればネットでウケるか」を考えて、最適なテキストや写真を、最適のタイミングでアップしなければいけない。さらに「炎上」しないためのテクニックや、心構えも重要になってくるだろう

 さて、筆者はどうかというと、一応ずっとブログやSNSはやっている。しかし「ネット有名人」にはほど遠いし、それ以前にそもそも「楽しみ方」がよくわからない。何をどう書けばいいのかもいまだ模索中である。「もっとネットでの発信力があればいいな」と思う一方、「スゲー面倒くさそう」とも思う。

 そこで、今回は3冊の本から「ネット時代の発信術」を考えてみることにしよう。

 SNSで発信するときの技術とは?
 ネットで影響力のある人は何が違うのか?
 どうすれば、SNSを使って優位に立つことができるのか?

 こういった問いへの答は、きっとこの春からの「ネット活動」のヒントになるはずだ。

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