トップ > 田原総一朗の政財界「ここだけの話」 > トランプ次期大統領が日本に求める「普通の国」の大問題

田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

トランプ次期大統領が日本に求める「普通の国」の大問題(1/6ページ)

2016.12.01

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海軍力の強化を表明したトランプ氏

 今、日本の安全保障について根本から考え直す時が来ていると思う。

 来年1月20日に、アメリカでドナルド・トランプ氏が大統領に就任する。トランプ氏は選挙前に、「日本に駐留している米軍の費用は、日本が100%持つべきだ。もしそれを拒否するならば、米軍は日本からすべて引き揚げる」と言った。

 しかし、それは当面はあり得ないだろう。トランプ氏は、大統領就任後に海軍の力を強化すると言っている。日本にはアメリカの第七艦隊が駐留していて、そこには原子力空母が二隻含まれている。

 その原子力空母の母港になるのは、太平洋では横須賀と佐世保しかない。だから、もし米軍が日本から第七艦隊を引き揚げたら、彼らは太平洋に入るべき港がなくなってしまうのだ。したがって、米軍が日本から撤退することは、当分はないと思われる。

 アメリカの歴代大統領で、日本から米軍を撤退させるなどという発言をしたのは、トランプ氏が初めてだ。ただ、僕は将来においては、日本から米軍が撤退することはあり得ると考えている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー