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田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

トランプ次期大統領と「TPP再交渉」の可能性を読む(1/7ページ)

2016.11.17

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トランプ政権では何が起こるのか

 いよいよ来年1月20日からドナルド・トランプ政権が誕生する。大統領首席補佐官にラインス・プリーバス共和党全国委員長を指名するなど、着々と人事も進めている。

 外交分野の国務長官にはトランプ氏の選挙戦を支えたジュリアーニ元ニューヨーク市長や、北朝鮮やイラクに対して保守強硬派のボルトン元国連大使の名前も挙がっている。国務長官人事で外交政策の方向性が見えるだろう。

 実は安倍晋三首相の側近によると、選挙後に行ったトランプ氏と安倍首相との電話会談で、アメリカ軍駐留費の100%負担や日本の核武装論についてはあっさりと否定したという。後半で詳述するが、トランプ政権では、日本における外交政策はかなり融和の方向に向かう可能性があるのだ。

 一方、経済政策はどうか。トランプ氏は選挙中、環太平洋経済連携協定(TPP)離脱を明言している。大統領選挙と同時に行われた上院・下院選挙では、ともに共和党が過半数を取った。こうした状況下で、オバマ大統領も任期中の議会承認を断念した。

 ではこのままTPPは頓挫するのか。実は「トランプ氏はTPPの再交渉をする用意がある」と安倍首相の側近は語る。トランプ氏は選挙中での「暴言」をかなり現実的な路線に修正してくる可能性があるというのだ。

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