トップ > 田原総一朗の政財界「ここだけの話」 > 田原総一朗:「トランプ大統領」誕生に日本も本気で備えよ

田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

田原総一朗:「トランプ大統領」誕生に日本も本気で備えよ(1/5ページ)

2016.05.26

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

現実味を帯びてきた「トランプ大統領」

 アメリカ大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏の支持が、民主党候補にほぼ確定したヒラリー・クリントン氏の支持を逆転し始めている。

 大統領選挙戦が始まった当初、共和党候補に出馬した・トランプ氏の主な支持層は、どちらかというと低学歴・低収入の白人労働者たちだった。だから、「予備選挙が終わる頃には消えているだろう」と考えられていた。

 ところが、支持層は大学・大学院卒の高学歴エリート層にまで広がり、なんと共和党の大統領候補になってしまった(本コラムの「トランプ大統領待望論にアメリカ孤立主義の影」を参照)。

 そうは言っても、選挙戦の中盤までは、例えトランプ氏が大統領候補になっても、民主党のクリントン氏には勝てないと思われていた。

 オバマ大統領が主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて広島訪問を決めたのも、「トランプ氏が共和党候補に決まれば、民主党のクリントン氏に勝つわけがない」と思っていたからだ。だから安心して広島へ行くことにした(本コラム「オバマ大統領の広島訪問もう一つの意味」を参照)。

 もし、共和党の主流派が大統領候補になっていたら、民主党の支持率を落とすことにもなりかねない広島訪問の決断はできなかっただろう。

 だが、ここへきてトランプ氏とクリントン氏との差がどんどん縮まってきて、遂に逆転し始めているのだ。米紙ワシントン・ポストと米ABCテレビが16~19日に行った調査ではトランプ氏の支持率が46%、クリントン氏の支持率44%と、僅差ながらもトランプ氏がクリントン氏を上回った。他の各種世論調査も同様の傾向が出ている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー