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田原総一朗:オバマ大統領の広島訪問もう一つの意味(1/5ページ)

2016.05.19

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キッシンジャー元米国務長官に問いかけたこと

 アメリカのバラク・オバマ大統領が、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)出席後の5月27日に、被爆地・広島を訪問することになった。現職のアメリカ大統領としては、初めてのことだ。

 僕はこの報道を聞いたときに、約15年前の2001年11月に開かれた、ある公開討論会を思い出した。東京の国連大学で、元米国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏、元ソ連大統領のミハエル・ゴルバチョフ氏、元首相の中曽根康弘氏、駐日中国大使館公使参事官の邱国洪氏というそうそうたる顔ぶれが一堂に会し、議論を行った。僕は、その司会を務めた。

 この時、僕はキッシンジャー氏に次のような質問をした。

「アメリカは太平洋戦争末期の1945年8月、広島と長崎に原爆を落とした。そして、20万人以上の日本人が犠牲になった。このことについて、どう考えているか」

 原爆投下の数カ月で広島・長崎では20万人以上が犠牲になったが、その後、その数はさらに広がっている。広島の平和記念公園にある原爆慰霊碑下の石室には29万7684人分の原爆死没者名簿が納められている。このような悲惨な結果を招いた原爆投下をどう考えているのか聞いたのだ。

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