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渋谷・宮下公園の整備に三井不動産を選定、17階建て宿泊施設も

鴨沢 浅葱=Infostand、黒田 隆明【2015.3.20】

 東京都渋谷区は、宮下公園を整備する候補事業者に三井不動産を選定した。民間のノウハウや資金を活用して公園と渋谷駐車場を一体的に整備する計画で、3階建て施設への建て替えなどを提案した同社を選んだ。4月に基本協定を締結して具体的な計画を固め、東京オリンピック、パラリンピックの開催をにらみ2019年度内の開業を目指す。

 宮下公園は渋谷駅の北側に隣接する広さ1万0808m2の細長い立体都市公園。2層構造で下層が駐車場、人工地盤上が公園になっている。三井不動産の提案は、施設を3階建てに建て替えた上で下層部分には商業施設を入れ、原宿寄りには17階建ての宿泊施設を建設するという内容だ。公園部分は、現在の公園にあるフットサルコートやスケートパークなどの用途は継承、屋上部分は網目状のキャノピーで覆い、年間を通じて緑に囲まれた空間を創出する。

提案時のパース。右は屋上の公園から見たイメージ(資料:渋谷区)
[画像のクリックで拡大表示]
提案時の平面図と俯瞰図(資料:渋谷区)
[画像のクリックで拡大表示]

 プロポーザル提案は2014年夏に公募。応募2社の中から三井不動産の提案を選んだ。プロポーザルでは、立体都市公園のスタイルを維持しながら耐震性を高め、243台以上(現在286台)の駐車台数を確保し、工事中も公園や駐車場を継続利用することなどを求めた。

 渋谷区は、1966年に建てられた現在の宮下公園の施設は耐震強度が不足しているとして建て替えを決定。渋谷駅周辺の再開発と連携しながら、原宿や代々木方面への「緑と水の空間軸」の拠点となり、訪れる人の増加が見込める場を目指している。

 宮下公園は、渋谷区がナイキジャパンとネーミングライツ付与に関する協定を結んでいる。期間は2010年4月から10年間で、現在のところ同社は権利を行使していない。同区では、今後については両者で協議を進めていくとコメントしている。

 現時点での事業費は未定だが、渋谷区では、30年間の定期借地権を設定して三井不動産が施設整備を行うことにより、区の財政負担軽減を見込む。2016年度に公園と駐車場の都市計画を決定する予定だ。

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