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無人図書室の実証実験を開始、秦野市とTRC

山田 雅子=ライター【2015.2.18】

自動返却装置(写真:秦野市)
自動返却装置(写真:秦野市)
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自動貸出装置(写真:秦野市)
自動貸出装置(写真:秦野市)
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入室時認証はICカードを使用(写真:秦野市)
入室時認証はICカードを使用(写真:秦野市)
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 神奈川県秦野市は2月1日、同市本町公民館の図書室で、図書の無人貸し出しサービスの実証実験を開始した。「スマートライブラリー」と名付けたこの実証実験は、自動の装置を使って貸し出しも返却も利用者自身が手続きを行い、図書室を無人にするもの。秦野市によると、無人化は全国的にも新しい取り組みだという。コスト削減効果や安全性、利用者が必要とするサービスの内容などを検証する。期間は2年間で、図書館運営の受託などを手がける図書館流通センター(TRC、東京都文京区)と共同で行う。

 無人化のポイントは、入退室の管理と手続きの自動化だ。図書室は施錠し、入室には、あらかじめ利用者登録をした図書館カードを認証に用いる。図書にはICタグを貼り付け、利用者自身が自動貸出装置と自動返却装置にタグを読み込ませて、手続きをする仕組みだ。無断の本の持ち出しを防ぐために、図書室内に出入口の扉と連動したICゲートを設置。貸し出し処理が済んでいない本を持ってゲートを通ると、扉が開かず、退室できないようになっている。出入口と館内の監視には監視カメラを設置し、操作に困った人への対応としては、公民館の事務室につながるインターホンを設置した。

 実証実験にかかる予算の総額は約2500万円。このうち1000万円は公益財団法人図書館振興財団の助成金を活用し、残額は共同で実験を行う図書館流通センターが負担するため、秦野市の費用負担はない。

 秦野市は、中長期な視点に基づいて公共施設の適正な配置と効率的な管理運営を目指す「公共施設再配置」に取り組んでいる。今回の実証実験はその一環で、立地や利用形態に合わせた図書館サービスの形態を検討する趣旨で実施する。

企画・運営
  • 日経BP総研


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