• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • TOP
  • >
  • トレンド
  • >
  • 旅客化か廃止か、東京の貨物線はどうなる

2015/01/28

トレンド

旅客化か廃止か、東京の貨物線はどうなる


 鉄道のストック活用策として、貨物線がにわかに注目を集めている。東日本旅客鉄道(JR東日本)が8月に発表した羽田空港アクセス線は、休止中の貨物線を整備して空港と都心を結ぶ。同社が2015年春に開業予定の上野東京ラインや01年開業の湘南新宿ラインも、貨物や回送のための路線を活用したものだ。


 ほかにも小岩と金町を結ぶ新金貨物線、小岩と越中島を結ぶ越中島支線など、都内には現役の貨物線が複数、存在する。王子から北に延びる北王子支線は7月に廃止されたばかり。これらは今後どうなるのか、写真を中心にみてみる。

原宿駅に進入する山手線内回り電車(左)と、山手貨物線を走る湘南新宿ライン(特別快速小田原行き)の電車。顔つきは異なるがともにE231系。三角の白い建物は「宮廷ホーム」の上屋。山手貨物線は山手線を“線増”するかたちでつくられたが、次第に貨物列車は郊外を環状で結ぶ武蔵野線を走るようになる。その後に駅や軌道が整備されて1986年から埼京線、2001年から湘南新宿ラインといった旅客列車が走るようになった(写真:大野 雅人)

JR東日本の羽田空港アクセス線構想で注目される東海道貨物線(線路群の一番奥)を品川駅方面から見たところ。東海道新幹線の大井車両基地回送線に並ぶかたちで現在もレールが残る(写真:大野 雅人)

東京ゲートブリッジから東京ビッグサイト(東京国際展示場)方面を眺める。羽田空港アクセス線構想では、東京ビッグサイト付近の地下を走るりんかい線を介して京葉線方面と羽田空港を直通する(写真:大野 雅人)

写真左手にある旧蛇窪信号場で横須賀線と分岐し、大崎支線を走る湘南新宿ラインの北行き列車。写真右手は東京総合車両センター(旧大井工場)、写真奥の黒い建物は神戸製鋼所東京本社ビル(写真:大野 雅人)

奥多摩駅(旧氷川駅、東京都奥多摩町)と小河内ダムを結ぶ東京都水道局小河内線(水根貨物線)は、ダム建設後に廃止されたが、橋脚や線路などが現在も残っている。写真は青梅街道(国道411号、甲州裏街道)の上に架かる第一水根橋梁(写真:大野 雅人)

相鉄・JR直通線の工事が進められている横浜羽沢駅。将来の都心直通ルートは写真左の地下に構築する。円筒状の建物は新横浜プリンスホテル(写真:大野 雅人)

川崎市高津区付近を上空から見る。Aは武蔵野線貨物線区間の梶ケ谷貨物ターミナル駅、Bは東急田園都市線梶が谷駅、Cは同線溝の口駅、Dは第三京浜道路玉川料金所、EはJR南武線武蔵新城駅。梶ケ谷貨物ターミナル駅はかつて恵比寿・渋谷両駅の貨物取り扱いも担った。東名・第三京浜など高速道路にもアクセスが良いことから、今も物流の中継地点として機能している。武蔵野線貨物線区間には不定期で旅客列車も走っている(資料:国土地理院)

次のページ >
新金貨物線――水戸街道の立体化などに課題...

大野 雅人=フリーエディター[ケンプラッツ]

Close Up

[PR]

協賛企業・団体