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未来を切り拓く「未知への挑戦」ビジネス

夜の銀座の慢性的なタクシー渋滞を解消、ETCを使ってタクシー車両を管理する【前編】(1/6ページ)

2013.11.14

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 今年も残り1カ月半。飲み会をはしごして深夜のタクシー帰りという人が少しずつ増える頃だ。イライラするのはタクシー待ちだが、夜の激しいタクシー渋滞が慢性的に起きていた東京・銀座8丁目の御門通りが様変わりした。まるでマジックをかけられたようにタクシー渋滞は解消。一体どうしたのか? その種明かしをしてもらうために、東京都都市整備局の江端治朗さん、銀座ショットガン運営協会の増田祐一さんを訪ねた。

インタビュー/長坂邦宏 nikkei BPnet編集
構成/宮島 理

新橋駅に近い「銀座1号タクシー乗り場」を先頭に大渋滞

――客待ちタクシー渋滞解消の対策が2013年9月2日から本格的に始まりました。場所はどの辺りになりますか。

東京都都市整備局都市基盤部物流調査担当課長の江端治朗さん

江端治朗さん(以下、江端) 新橋駅に近い御門通り沿いの「銀座1号タクシー乗り場」で、ちょうど銀座ナイン1号館の前になります。銀座4丁目交差点から新橋駅を結ぶエリアが、夜の銀座で最もにぎやかなところです。銀座1号タクシー乗り場はまさにそのエリアをカバーしています。

 銀座には夜間(平日22時~翌午前1時)のタクシー乗車禁止地区というものが定められており、決められた乗り場でしか乗車できないという規制があります(送迎車・ハイヤー除く)。全11カ所のタクシー乗り場が決められていて、銀座1号タクシー乗り場もその一つです。

 銀座はただでさえ混雑しているので、11カ所のタクシー乗り場が決められたわけですが、そのなかでも銀座1号タクシー乗り場は非常に混雑する場所でした。21時過ぎくらいから翌午前1時くらいまで路上客待ちタクシーでいっぱいになり、一般車両がなかなか入れない状態が慢性化していました。

 東京高速道路(KK線)の新橋出口では、高速から降りてきた車両が客待ちタクシーの列を前にして、立ち往生するということも見られました。客待ちタクシーが原因となり、一般車両を巻き込んだ渋滞が日常的に起きていたのです。

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御門通りの客待ちタクシー渋滞の解消前(上)と解消後。対策がとられた「銀座1号タクシー乗り場」は東京高速道路の下にある銀座ナイン1号館の前。銀座に3カ所ある「優良タクシー乗り場」の一つでもある(提供:東京都都市整備局)
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