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経営改革の巨人たちが残した名言ビジネス

経営改革の巨人たちが残した名言:「やりもしない、働きもしないで、どうして喜びが得られるだろうか」(土光敏夫・元経団連会長)(1/3ページ)

2013.10.23

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 1950年初夏、後に石川島播磨重工業(現IHI)、東芝のトップを歴任することになる土光敏夫は、石川島重工業の社長に就任する。

 当時の石川島重工業は1億円以上の赤字を抱え、経営危機に陥っていた。経営刷新のため、系列企業の石川島芝浦タービンで社長を務めていた土光に白羽の矢が立ったのだ。

経費を激減させ、役員報酬も引き下げる

 土光はまず、社内の領収書をすべて自分のところに持ってこさせるようにした。もちろん、土光がすべてをチェックするわけではないが、社員の意識を変えるには十分だった。翌月から、経費は半分くらいに激減したという。

 また、経費削減を進めるために役員から範を示すことにした。役員総数を減らし、役員報酬も部長職上位5人の平均にまで引き下げられた。

 稟議書や計画書のチェックも徹底した。土光はエンジニアとしていくつものプロジェクトに携わってきた経験から、書類に含まれるムダや不適切な部分を見抜く能力に優れていた。土光が計画をチェックし、数回押し戻すと、経費は当初の3分の1にまで減ったというから驚きだ。

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